不倫のお誘い (1)

イギリス生活よもやま話【エッセイ】

プロフィール

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Teeka(フリート妙子)。イギリス人と結婚して、イギリス南東部に住んで、15年が過ぎました(はっや〜い!)。
夫とのなれそめは、よくある話なんですが、彼がわたしの英語の先生だったことです。
静かな海辺の田舎町で、教師を退職した父ちゃん(夫)と、ふたりで暮らしています。

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不倫のお誘い (1)

とうとう、わたしのウェブサイトの掲示板を休止した。
というのも、ここのところ、いかがわしいサイトからの書き込みがしつこく続いて、一向になくならないからだ。

書き込まれて、削除して、また書き込まれて、削除して、その繰り返し。ええかげん、母ちゃんは疲れたよ、ふんとにもうー。

こういうのを「掲示板荒らし」というのだそうな。書き込まれたメッセージはほんの数行で、卑猥な言葉はない。そこがミソで、ん? なんだろう? とクリックする。で、クリックすると、ポルノ画像が現れるってわけ。

消しても消してもイタチごっこなので、疲れて、しばらく放っておいた。すると、ズラズラっと似た書込みが並ぶようになった。これを放っておくと、「管理人なにしとんねん?」とか「あんた、人生投げてんのか?」的雰囲気が濃厚で、いくらなんでもマズイ。

コルァ〜、人の掲示板に土足で踏み込みやがって。好き放題させてたまるかいッ。と、片っ端から消していくと、次に開けたときにまたおなじ書き込みが入っている。書き込んだ時間をチェックすると、日本時間で朝の四時ですよ、四時!

そんな時刻に、地球の向こう側で、パソコンに向かって「ヒッヒッヒ、消せるもんなら消してみろ、また書いてやる」と、インキンタムシを掻きながらキーを叩いていると思うと、なんだか気味が悪い。(こんなことするヤツは、絶対にタムシ野郎に決まっている)

インターネットというのは、相手が見えないだけに、じつに薄気味悪い世界である。掲示板荒らしの被害は、やはり女性のサイトに多い。ある人は、その書き込みについ返信をしてしまって、ものすごいことになったそうな。

親しみから、純粋な気持で書き込んでくださる多くのビジターには本当に申し訳ないが、やっぱりここは、しばらく休止するしかあるめえ。

へっ、掲示板が閉鎖されたら書き込みもできまいが。ざまあみろ。
これにてェ〜、ア、一件落着ぅぅぅ〜。

と、遠山の金さん桜吹雪で終わるはずが、いやいや、人生、そんな甘いもんやおまへんで。掲示板はそれでいいよ、掲示板は。しかし、問題はすでにメールのほうに波及していたのだ。

そう、あの書き込みが始まる少し前だから、ここひと月ぐらい、わたしのメールボックスは、出会い系サイトからの不倫のお誘いであふれるようになった。

「人妻秘密恋愛」 「奥様からの誘惑」 「ピュアなミセスが乱れるとき」 「人妻出会い本舗」 「身元がバレなきゃ大胆に」 「犯されたい願望を持つ人妻たち」 「リッチな奥様と裸のおつきあい」 「隣の奥様の実態」 「他人の妻で燃え上がるSEX」

毎日毎日、メールボックスを開けるたびに、こんな文字がずらずらーっと入ってくる。朝一番に、こんな生臭いのが眼に飛び込んでくるのも、うんざりだ。おーい、なんとかしてくれよォ、これ。

もちろん、こういうタイトルやいかがわしい送信者名のメールは、すぐさま削除の刑である。でもねえ、その数たるや、ハンパじゃないんだよねえ。

これは、ホームページに公開しているわたしのメールアドレス宛に来るのだが、そこに来たメールは自動的にわたしのプライベートな別のアドレスに転送されることになっているので、毎朝、律儀に届けてくださる。

きのうなんか、「青森県成人向けビニール包装写真雑誌友の会」から「ビニ本文化の集大成が発表されました」という案内が来ていた。もうええ、っちゅうねん!

どないしまひょ? とITエキスパートに聞くと、「ほっとけ」のひと言。こういうのは、機械的にメールアドレスを収集して送ってきているので、受信拒否のメールを送っても無駄、よけいに増える。

受信拒否を送ると、そのアドレスが存在していることを相手に知らせるだけ。そこのメールが仮に止まっても、他からのメールが増えるので、打つ手はないそうな。「無視が一番です」って。そんなあ……とほほ。


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むむむ、今朝も来てたぞ。
「奥様の花園に無料でご招待」 「逆縁奥様」 「大人の女の隠れた秘密」 「奥様・人妻・熟女」 「今からうちでSEXしませんか?」 「即したい人必見!」

笑っちゃうのが、「母乳クラブ」に「揉みマダムの焼きプリン」。なんじゃ、そりゃ? おーっと、へらへら笑ってるバヤイではない。

こういう、見るからに怪しげなタイトルなら、すぐにそれとわかるから、まだいい。そして、スパムメールならすぐに削除の対象となる。

ところが、自分の友人からのメールでもスパムメールとして来ることもあるので、必ずしも削除できないのだ。また、スパムでもなく、件名が「はじめまして」、「ご連絡させていただきました」、「お疲れさまです」などとなっていると、なんだろうと思って開けてしまう。

そんなことを繰り返しているうちに、おやおや、わかってきましたよ〜、怪しげな実態が。なぜかわたしのメールアドレスは、ある男性のものとごっちゃになっているらしい。

それで、出会い系サイトに登録している男性会員宛てのプライベートなメールまでもが、わたしに届くのである。

最初は「セフレ」という言葉さえもわからなかった。セレブの親戚か? などと首をひねっていたが、ある日突然、ああーっ、それは「セックスフレンド」の略だったのかーっ、と大発見して、その晩は思わず一本つけました。(ワインをグラスに一杯飲んだだけだけど)。

そうこうしているうちに、いやあ、出会い系について、したくもない勉強をしてしまいましたがな。今では出会い系エキスパートといっても過言ではない。もう、このテーマについてはわたしにお任せください。

まずですネ、ある出会い系に拠りますとですネ、登録する女性の目的は次の五つのカテゴリーに分かれる。

1.恋人募集 (真面目な交際・結婚前提など)
2.逆援助交際 (セレブや令嬢などが多く登録している)
3.セックスフレンド (体のお付き合い・割り切った交際)
4.多趣味にそして過激なお付き合い(3P、乱交、SMなどの同じ趣味の方)
5.40歳以上のお付き合い (大人のお付き合いをしたい。恋をもう一度したい等)

このうちでわたしのところ、つまり、ある男性会員のところに来るメールは2,3,4である。1はまだお目にかかったことがない。

で、この2,3,4を読んでいくと、うううーむむ、驚くべき実態が浮かびあがるのである。いずれも、それホントに? マジ? とツッコミを入れなくては読めない内容だが、中には仰天するものもあった。

いやあ、時代は変わりましたね、確かに……(しみじみ)。


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